2018年2月16日金曜日

サラリーマン川柳に寄せて

哲学科出身の村上です。

前回のクイズの答えは茗荷です。
茗荷には「食べると物忘れがひどくなる」という迷信がありますね。


さて、Webのニュースを見ていたら、サラリーマン川柳入選100句が発表になったそうで、ブログのネタになるかもと見てみました。なるほどど、思ったのは以下の作品。

「マジですか」 上司に使う 丁寧語

これは自分も気づかずにやってしまっていますね。
私の部下もどんどん言ってきます。

しかし、言葉については、やはり若者のほうが進んでいますね。

私の部下のMさんは、仕事が大変そうなときに私が「大丈夫?」と聞くと、「だいじょばないです」と返してくることが多いです。

だいじょばない。

大丈夫ではないということのようです。「大丈夫ではない」よりも深刻な状況のような気がしてきます。



ところで、一見新しい言葉のように思えて、実は古くからある言葉というのもあるようです。
上記の「マジ」は江戸時代から芸人の楽屋言葉として使われていた、という記事を見つけました。
それが一般に広まって定着したようです。

そういえば、「やばい」も江戸時代からの言葉だというのを聞いたことがあります。

もしかしたら、Mさんの「だいじょばない」も江戸時代の香具師あたりが使っていたかもしれません。

この仮説が正しかったらマジでやばいですね。

でも言葉が定着するのに由来が古い必要もないわけで、「ダントツ」は石原慎太郎、「てへぺろ」は日笠陽子の造語という話も聞いたことがあります。

「だいじょばない」もMさんが発信し続ければ、いずれ一般に広まるかもしれません。
そのためには、Mさんを常に「だいじょばない」状況に追い込む必要があります。

もっと仕事を頼もうと思います。
「マジやめてください!」と言われそうです😛

それでは、今回のクイズ。

大橋巨泉が流行らせた造語はなーんだ?
簡単ですね。

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